友達が泣いていた
某小売業勤めの友人が、ツイッターに「思わず泣いてしまった」と書いていて、何かと思ったら、異動が決まったらしい。今まで25分のところが1時間。
なんで彼女が泣くのかというと、まだ2歳のこどもの保育園のことがあるからだ。
送り迎えもとたんに大変になる。当然旦那さんも働いているので、簡単にはいかない。
本人たちにとってはめまいがするような大きな課題なのだろうけど、それでも、そういうことで涙を流せるのってすごくいい。
ぼくは好きなアイドルとか漫画のために涙を流すけど、そういう行為が本質的じゃないような気分になることがある。
なんていうか、乗り越えなくてもいい涙だ。
誰かの人生にフリーライドしていただく涙だ。
涙の流し方を思い出すのにそういうのが大切なことはあるけれど、それだけじゃだめなんだ。
ちゃんと自分と周りの人のために涙を流さないと。